日本経営システム学会 ニューノーマル研究部会

□2024年度第2回(通算第28回会合) ニューノーマル研究部会(ビジネスモデル分科会)

【ニューノーマル研究部会(ビジネスモデル分科会)の開催について】

1.開催日時:2024年5月25日(土曜日)14時~15時30分

2.開催方法:ハイブリッドで開催 (対面+ZOOM)

3.対面開催場所:東京国際工科専門職大学(場所の詳細は後送)

4.講演タイトル:「ベンチャービジネスに人生をかける」

5.講師:株式会社レクメド代表取締役 松本 正様

6.講演内容:昨今「スタートアップ」という言葉が流行語のようになって、新しい技術や発想をベースに
 したベンチャー企業立ち上げ熱が高まっている。このことは日本の経済にとって、とても良いことと思
 っているが、ベンチャーを起業し、その後発展させ、さらに軌道に乗せていくことは容易なことではな
 い。私自身も今から26年前に大手企業の課長職を捨てて、ベンチャーの道に入ったが、決して順風な道
 を歩んできた訳ではない。銀行預金残高があと1~2か月という危機を複数回経験した。それでも今、こ
 の業界で何とかやっている。そこには人生をかけるだけの何かが存在し、自分の仕事の成果を実感する
 毎日があるからだと思っている。今や健康保険高齢受給者証を頂ける年齢になったが、まだまだやらね
 ばならないことがあると実感している。
 本講演では、大手企業とベンチャーそれぞれで医薬品を開発してきた経験から、今こそ新規事業に挑戦
 する人材の育成がいかに大切かを語り、そのために必要な政策を提言したい。

7.講師略歴:1953年栃木県足利市生まれ。現在は東京都町田市に在住。1981年に東京大学薬学系大学院
 博士課程を修了後、協和発酵(現:協和キリン)に入社。その後17年間、研究所での新規遺伝子探索の
 研究、新研究テーマ探索の国内外リサーチを経て本社に転勤し、バイオベンチャーとのライセンス活動
 並びに社内研究テーマのマネジメントを経験した後、1998年に株式会社レクメドを設立し代表取締役に
 就任。レクメドでは、2000年に国内外のバイオスタートアップの支援の為に国内初のバイオベンチャー
 に特化したファンドを創設し、複数のバイオベンチャーをIPOに導いた。また、新薬の開発はアンメッ
 ト医薬品に特化し、今までに2品希少疾病用医薬品を上市させた。その傍ら人材育成に力を注ぎ、横浜
 市立大学、東京工業大学等複数の大学において継続的にベンチャー起業の演習を行い、JBAバイオリー
 ダーズ研修では2009年設立から今日までチーフファシリテーターを務め、400名近い修了生を世に送り
 出した。好きな言葉は、「傀(かい)より始めよ」。

8.参加方法:以下のURLから出席可否の登録をお願いします。ご登録締め切りは2024年5月23日17時
 です。
 https://forms.gle/FMgfp8zRATsoXhXC8
 
 ご登録者には後ほどZOOM招待状を送付させていただきます。
 
 ※ご不明な点がございましたらご連絡ください。
 また今後会合のお知らせを希望されない方は下記までご連絡ください。
 三森八重子·大阪大学招聘教授 dt4y-mtmr@asahi-net.or.jp

□2024年度第1回(通算第27回会合) ニューノーマル研究部会(ビジネスモデル分科会)

【ニューノーマル研究部会(ビジネスモデル分科会)の開催について】

1.開催日時:2024年4月13日(土曜日)14時~15時30分

2.開催方法:オンラインで開催(ZOOM)

3.講演タイトル:「日本の将来はインドしかない!」

4.講師:関西日印文化協会・副会長 日印関係コンサルタント 磯貝富夫様

5.講演内容:今やインドは世界1の人口を抱える大国となり、世界中の注目を集めている。まさに「インド
 の世紀の幕開け」と言えよう。今の世界情勢を鑑みると、世界経済の8割を占めるG20の中で日本を含む
 G7の経済が縮小していく一方、グローバルサウスの力が増大している。そしてインドはそのグローバル
 サウスの盟主である。歴史を振り返れば、日本とインドはどの国よりも良好な関係を続けてきた。今後
 を考えると、とりわけ経済安全保障の観点からインドとの良好な2国間関係の維持は日本にとってきわめ
 て重要である。私は常々「日本の将来はインドしかない!」と主張してきた。私はこれまで40年間に世
 界60ヶ国を訪問してきたが、その最後の11年間をインドで過ごした。その実体験に基づいて肌感覚でそ
 う感じ、そう訴えている。本講演では、2050年という節目を見据えて、日本が今後インドとどのように
 付き合っていくべきなのか、ビジネスと学術の両面から具体策を提言したい。

6.講師略歴:1956年兵庫県生まれ。現在は奈良県吉野郡に在住。1979年に京都外国語大学を卒業後、シ
 ャープに入社。その後37年間、サウジアラビア、米国、メキシコ、ドバイ(中東アフリカ担当)、インド
 の5ヵ国で勤務。2016年に退職後は拠点をインドのプネ市に置き、インドの大学で教鞭を執る傍ら、日
 印の将来の発展に貢献する人材育成、日印の大学間連携、交換留学、ビジネスマッチング、文化交流な
 どの活動を行ってきた。その一方、日本各地の大学や高校、企業・団体を訪問し、若者へ向けて啓蒙活
 動を行っている。日印での講演や国際会議への登壇は延べ350回を超える。昨年は順天堂大学、関西大
 学、公立小松大学で特別講義をおこなった。

7.参加方法:以下のURLから出席可否の登録をお願いします。ご登録締め切りは2024年4月11日17時
 です。
 https://forms.gle/od2d3u5Yt1xv8A5Z9
 
 ご登録者には後ほどZOOM招待状を送付させていただきます。
 
 ※ご不明な点がございましたらご連絡ください。
 また今後会合のお知らせを希望されない方は下記までご連絡ください。
 三森八重子·大阪大学招聘教授 dt4y-mtmr@asahi-net.or.jp