日本経営システム学会 ニューノーマル研究部会
□2024年度第7回(通算第33回会合) ニューノーマル研究部会(ビジネスモデル分科会)
【ニューノーマル研究部会(ビジネスモデル分科会)の開催について】
1.開催日時:2025年1月25日(土曜日) 14時~15時45分
2.開催方法:オンラインで開催 (ZOOM)
3.講演タイトル:「持続可能な再生医療」
4.講師:高橋政代先生(株式会社ビジョンケア 代表取締役社長)
5.講演内容:2014年の世界初のiPS細胞の臨床応用から10年、我々は網膜細胞移植を標準治療にす
るために開発を続けてきた。それぞれ15年を超える京都大学病院での眼科臨床経験と理化学研究
所でのラボ運営を経て、再生医療という新規モダリティの治療を確実に成功させるために自身で
会社を運営し実用化する必要があると判断し、2019年から経営者となった。
現在市場を拡大している抗体医薬というモダリティが出てきた際には日本は躊躇して出遅れたと
言われているが、細胞治療という新たなモダリティ変化ではiPS細胞が発明されたこともあり、
再生医療開発の法整備も含め世界でもよい位置につけている。
一方で、いまや世界では創薬はアカデミア発のスタートアップが担っているのに比べ、日本はシ
ーズの良さに比べスタートアップのエコシステムが未だ成熟していない。アカデミアからスター
トアップ、治療実装というサイエンスサイクルをまわすこと、バイオとAIロボットの融合、高額
となる再生医療を標準治療としていくための神戸アイセンター構想、保険を含めた医療システム
に必要なことなどをお話しする。
6.講師略歴:高橋政代先生
京都大学医学部卒業。京都大学大学院医学研究科博士課程(視覚病態学)修了、同附属病院眼科
助手を経て1995年米ソーク研究所研究員。2001年京都大学医学部附属病院探索医療センター開発
部助教授。2006年理化学研究所へ入所し、網膜再生医療研究開発プロジェクトのリーダーとして
2014年世界初のiPS細胞由来網膜色素上皮細胞移植を実施する。2017年には神戸市の協力のもと
神戸アイセンターを設立。2019年理化学研究所を退所、株式会社ビジョンケア代表取締役社長に
就任(現職)。2022年より神戸市立神戸アイセンター病院研究センター顧問(現職)。専門は
網膜変性疾患・黄斑部疾患と再生医療研究。
7.参加方法:以下のURLから出席可否の登録をお願いします。ご登録締め切りは2025年1月22日17時
です。
https://forms.gle/qwF2FdjdD6KPS8eq5
オンライン参加のご登録者には後ほどZOOM招待状を送付させていただきます。
※ご不明な点がございましたらご連絡ください。
また今後会合のお知らせを希望されない方は下記までご連絡ください。
三森八重子·大阪大学招聘教授 dt4y-mtmr@asahi-net.or.jp
上條浩一・東京国際工科専門職大学教授 kkamijoh@gmail.com
□2024年度第6回(通算第32回会合) ニューノーマル研究部会(政策分科会)
【ニューノーマル研究部会(政策分科会)の開催について】
1.開催日時:2024年11月30日(土曜日) 14時~15時30分
2.開催方法:ハイブリッドで開催 (対面+ZOOM)(通訳付き)
3.対面開催場所:東京国際工科専門職大学(最寄り駅:JR新宿駅)
4.講演タイトル:「インドの科学技術政策と日印協力」
5.講師:Prof. Anjula Gurtooインド理科大学院教授 (Indian Institute of Science=IIS)
6.講演内容:AI、ロボティックス、IoT、水素燃料、ARといった革新技術はわれわれの生活や、ビジ
ネス、世界との関係性を大きく変革しつつあり、これら革新技術の今後の発展と社会へのインパク
トは今や予見不可能となっている。今回の講演では、これら革新的技術が社会に与えるインパクト
に対するインドの政策をお話しする。講演では、優先順位のみなおしや、重点分野の再編、社会経
済的厚生実現のための研究開発手法の決定にも触れる。加えて、持続可能性実現のための政策立案
と、日印協力のための政策を提言する。
7.講師略歴:Prof. Anjula Gurtooインド理科大学院教授
Anjula Gurtoo博士は科学技術政策を専門とし、これまでに3冊の著作と、72本の論文を発表してい
る。同博士は、Chevening/Rolls-Royce Science and Innovation Leadership Fellowship, British
High Commission Editors’ Choice Awardなど数多くの賞を受賞している。加えてインド政府科学
技術省科学技術庁を含む政府の主要な委員会の委員を務めている。
8.参加方法:以下のURLから出席可否の登録をお願いします。ご登録締め切りは2024年11月27日17時
です。
https://forms.gle/uCxHwcFfbe5LoJZy5
オンライン参加のご登録者には後ほどZOOM招待状を送付させていただきます。
対面参加のご登録者には後ほど会場の詳細情報をお送りします。
※ご不明な点がございましたらご連絡ください。
また今後会合のお知らせを希望されない方は下記までご連絡ください。
三森八重子·大阪大学招聘教授 dt4y-mtmr@asahi-net.or.jp
上條浩一・東京国際工科専門職大学教授 kkamijoh@gmail.com
□2024年度第5回(通算第31回会合) ニューノーマル研究部会(イノベーション・エコシステム分科会)
【ニューノーマル研究部会(イノベーション・エコシステム分科会)の開催について】
1.開催日時:2024年10月12日(土曜日) 14時~15時30分
2.開催方法:ハイブリッドで開催 (対面+ZOOM)
3.対面開催場所:東京国際工科専門職大学(最寄り駅:新宿駅)
4.講演タイトル:「優等生集団からイノベーションは生まれない」
5.講師:冨田 勝先生 慶應義塾大学名誉教授、社団法人 鶴岡サイエンスパーク代表理事
6.講演内容:慶應義塾大学が山形県鶴岡市の田んぼの中に先端生命科学研究所を開設したのは2001年。
あれから二十余年たち、慶應発ベンチャー9社を含む22の企業と機関からなる日本屈指のサイエンス
パークに成長し、700人の雇用を生み出した。これは鶴岡市の労働人口の1%にあたる。
人工クモ糸研究から発展したSpiber社は現在時価総額1,600億円超のユニコーン企業。「田んぼに
浮かぶホテル」がコンセプトのスイデンテラスはニッポン新事業創出大賞や地方創生大臣賞などを受
賞。世界最高峰の分析技術を開発したHMT社は2013年に東証マザーズ(当時)に上場。唾液でがん
リスク検査のサリバテック社はニッポン新事業創出大賞特別賞を受賞。腸内科学のメタジェン社は
カルビー社から「ボディグラノーラ」を発売。
鶴岡で次々とイノベーションが起きた背景には、「脱・優等生」という理念を掲げて実践してきた
ことがある。ここでいう「優等生」は、先生の言うことをよく聞き、全科目のテストで良い点数をか
せぐので成績優秀だ。テストでは教科書に書いてあることが絶対的に“正しい”ので、自分の意見を
考える必要もなく、教科書通りに答えた人が効率よく高得点を取る。そんな優等生が増えすぎると
イノベーションは起きにくくなる。それが日本低迷の原因かもしれない。
7.講師略歴:冨田勝先生
1957年東京生まれ。慶應大学工学部卒業後、米カーネギーメロン大学に留学し、AIを専攻して修士
課程(1983)と博士課程(1985)修了。その後、カーネギーメロン大学助手、助教授、准教授、同大
学自動翻訳研究所副所長 歴任。1990年に慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス開設とともに帰国。環境
情報学部助教授、教授学部長を歴任。2001年に慶應義塾大学先端生命科学研究所(山形県鶴岡市)を
開設し、22年間所長を務めた。
米国National Science Foundation大統領奨励賞(1988)、日本 IBM 科学賞(2002)、文部科学
大臣表彰科学技術賞(2007)、大学発ベンチャー表彰特別賞(2014)、山形県特別功労賞(2017)、
第68回河北文化賞(2019)、第5回バイオインダストリー大賞(2021)、第27回安藤百福賞大
(2023)などを受賞。
「ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(株)」を創業し、2013年東証マザーズ上場。その
後計9社の慶應鶴岡発ベンチャーを創業支援。Spiber株式会社およびインテグラル株式会社 社外
取締役。
8.参加方法:以下のURLから出席可否の登録をお願いします。ご登録締め切りは2024年10月10日17時
です。
https://forms.gle/SYPnuFZ9xB8VBv5X6
オンライン参加のご登録者には後ほどZOOM招待状を送付させていただきます。
対面参加のご登録者には後ほど会場の詳細情報をお送りします。
※ご不明な点がございましたらご連絡ください。
また今後会合のお知らせを希望されない方は下記までご連絡ください。
三森八重子·大阪大学招聘教授 dt4y-mtmr@asahi-net.or.jp
上條浩一・東京国際工科専門職大学教授 kkamijoh@gmail.com
□2024年度第4回(通算第30回会合) ニューノーマル研究部会(政策分科会)
【ニューノーマル研究部会(政策分科会)の開催について】
1.開催日時:2024年8月31日(土曜日) 14時~15時30分
2.開催方法:ハイブリッドで開催 (対面+ZOOM)
3.対面開催場所:日本大学法学部キャンパス(最寄り駅水道橋、神保町)
4.講演タイトル:「国境なき医師団(MSF)の活動の現状と、人道援助が抱える課題」
5.講師:国境なき医師団日本事務局長 村田慎二郎様
6.講演内容:国境なき医師団は、日本社会で人道支援が広がった究極の目標を下記のように設定して
います。
・日本の大多数の人々が人道援助をリスペクトする社会になる。
・人道援助団体への寄付が、社会変革の手段の一つとして認知される。
・世界各地の人道危機に対し、日本政府が人道外交の面で積極的なリーダーシップを発揮するよう
になる。
・日本の産業界と医療界で何十もの事業主が、人道援助に携わる労働者の雇用を守る環境になる。
・何万人もの日本人学生が人道援助に関わることを夢みて、何千人もの労働者が、人道援助をキャ
リアの選択肢として検討するようになる。
これらの目標を達成するために、どんな課題があるか、ビジネス界と学術界の皆様と国境なき医師
団が連携することで、何ができるのか。一緒に考える機会になれば幸いです。
7.講師略歴:村田慎二郎様
MSFにおける日本人初の事務局長。静岡大学を卒業後、外資系IT企業での営業職を経て、2005年に
MSFに参加。現地の医療活動を支える物資輸送や水の確保などを行うロジスティシャンや事務職で
あるアドミニストレーターとして経験を積む。2012年、派遣国の全プロジェクトを指揮する「活動
責任者」に日本人で初めて任命され、シリアや南スーダン、イエメンなどで援助活動に関する国レ
ベルでの交渉などに従事。以来のべ10年以上を派遣地で過ごす。2019年夏より、紛争地で人道援助
が必要な人たちの医療へのアクセスを回復・維持するために医療への攻撃を止めさせるアドボカシ
ー戦略を練ることを目標に掲げ、ハーバード・ケネディスクールに留学し、ジョン・F・ケネディ
フェローとして行政学修士を取得した。2020年8月より現職。
8.参加方法:以下のURLから出席可否の登録をお願いします。ご登録締め切りは2024年8月28日17時
です。
https://forms.gle/NyTd7wvmKHpm2tLY6
オンライン参加のご登録者には後ほどZOOM招待状を送付させていただきます。
対面参加のご登録者には後ほど会場の詳細情報をお送りします。
※ご不明な点がございましたらご連絡ください。
また今後会合のお知らせを希望されない方は下記までご連絡ください。
三森八重子·大阪大学招聘教授 dt4y-mtmr@asahi-net.or.jp
上條浩一・東京国際工科専門職大学教授 kkamijoh@gmail.com
□2024年度第3回(通算第29回会合) ニューノーマル研究部会(ビジネスモデル分科会)
【ニューノーマル研究部会(ビジネスモデル分科会)の開催について】
1.開催日時:2024年7月27日(土曜日) 14時~15時30分
2.開催方法:ハイブリッドで開催 (対面+ZOOM)
3.対面開催場所:東京工業大学(場所の詳細は後送)
4.第1部 講演タイトル:「東工大の産学連携への取り組みとURAの役割」
第1部 講師:東京工業大学主任URA原田隆先生
講演内容:従来大学は、特定の案件の課題解決のために、企業と個別的な連携を構築してきた。近年は、
未来社会の課題に取り組むことを目標に 大学の学長と企業の社長が前面に立ち積極的に参加して推進
する「共創型」の産学連携を実現する体制の構築に取り組んでいる。本講演では、東京工業大学におけ
る組織対組織型の大型産学連携制度を紹介し、これまでの実績を示し、大型産学連携プロジェクトを推
進するURAの役割について報告する。
講師略歴:原田隆先生
産総研特別研究員、NEDOフェロー、筑波大学アシスタント・コーディネーター、福井大学URA、東京
工業大学特任助教を経て2017年6月より東京工業大学 研究・産学連携本部プロジェクト推進部門URA。
2020年4月に情報理工学院へ所属変更。2020年9月に主任URAに昇進。現在はJST共創の場形成支援
プログラム(COI-NEXT)のポストアワード業務を担当。
5.第2部 講演タイトル:「Tokyo Tech GXIの活動紹介」
第2部 講師:東京工業大学URA宮岡佑馬先生
講演内容:東京工業大学科学技術創成研究院は、GX社会を先導する研究活動の推進とスタートアップ
の強化、産業化、社会連携を進めるため、グリーン・トランスフォーメーション・イニシアティブ
(Tokyo Tech GXI)を推進している(令和4年度文部科学省教育研究組織改革(組織整備)事業)。
今回の発表では、Tokyo Tech GXIの概要および活動内容を中心に紹介する。
講師略歴:宮岡佑馬先生
長岡技術科学大学大学院工学研究科より博士(工学)取得。水処理エンジニアリング企業にて、企画、
計画、施工管理の業務に従事。現在は、東京工業大学科学技術創成研究院ゼロカーボンエネルギー研
究所のURAとしてTokyo Tech GXI事業の運営を担当。
6.参加方法:以下のURLから出席可否の登録をお願いします。ご登録締め切りは2024年7月25日17時
です。
https://forms.gle/rLynX8ct5bQq4WNt9
オンライン参加のご登録者には後ほどZOOM招待状を送付させていただきます。
対面参加のご登録者には後ほど会場の詳細情報をお送りします。
※ご不明な点がございましたらご連絡ください。
また今後会合のお知らせを希望されない方は下記までご連絡ください。
三森八重子·大阪大学招聘教授 dt4y-mtmr@asahi-net.or.jp
□2024年度第2回(通算第28回会合) ニューノーマル研究部会(ビジネスモデル分科会)
【ニューノーマル研究部会(ビジネスモデル分科会)の開催について】
1.開催日時:2024年5月25日(土曜日)14時~15時30分
2.開催方法:ハイブリッドで開催 (対面+ZOOM)
3.対面開催場所:東京国際工科専門職大学(場所の詳細は後送)
4.講演タイトル:「ベンチャービジネスに人生をかける」
5.講師:株式会社レクメド代表取締役 松本 正様
6.講演内容:昨今「スタートアップ」という言葉が流行語のようになって、新しい技術や発想をベースに
したベンチャー企業立ち上げ熱が高まっている。このことは日本の経済にとって、とても良いことと思
っているが、ベンチャーを起業し、その後発展させ、さらに軌道に乗せていくことは容易なことではな
い。私自身も今から26年前に大手企業の課長職を捨てて、ベンチャーの道に入ったが、決して順風な道
を歩んできた訳ではない。銀行預金残高があと1~2か月という危機を複数回経験した。それでも今、こ
の業界で何とかやっている。そこには人生をかけるだけの何かが存在し、自分の仕事の成果を実感する
毎日があるからだと思っている。今や健康保険高齢受給者証を頂ける年齢になったが、まだまだやらね
ばならないことがあると実感している。
本講演では、大手企業とベンチャーそれぞれで医薬品を開発してきた経験から、今こそ新規事業に挑戦
する人材の育成がいかに大切かを語り、そのために必要な政策を提言したい。
7.講師略歴:1953年栃木県足利市生まれ。現在は東京都町田市に在住。1981年に東京大学薬学系大学院
博士課程を修了後、協和発酵(現:協和キリン)に入社。その後17年間、研究所での新規遺伝子探索の
研究、新研究テーマ探索の国内外リサーチを経て本社に転勤し、バイオベンチャーとのライセンス活動
並びに社内研究テーマのマネジメントを経験した後、1998年に株式会社レクメドを設立し代表取締役に
就任。レクメドでは、2000年に国内外のバイオスタートアップの支援の為に国内初のバイオベンチャー
に特化したファンドを創設し、複数のバイオベンチャーをIPOに導いた。また、新薬の開発はアンメッ
ト医薬品に特化し、今までに2品希少疾病用医薬品を上市させた。その傍ら人材育成に力を注ぎ、横浜
市立大学、東京工業大学等複数の大学において継続的にベンチャー起業の演習を行い、JBAバイオリー
ダーズ研修では2009年設立から今日までチーフファシリテーターを務め、400名近い修了生を世に送り
出した。好きな言葉は、「傀(かい)より始めよ」。
8.参加方法:以下のURLから出席可否の登録をお願いします。ご登録締め切りは2024年5月23日17時
です。
https://forms.gle/FMgfp8zRATsoXhXC8
ご登録者には後ほどZOOM招待状を送付させていただきます。
※ご不明な点がございましたらご連絡ください。
また今後会合のお知らせを希望されない方は下記までご連絡ください。
三森八重子·大阪大学招聘教授 dt4y-mtmr@asahi-net.or.jp
□2024年度第1回(通算第27回会合) ニューノーマル研究部会(ビジネスモデル分科会)
【ニューノーマル研究部会(ビジネスモデル分科会)の開催について】
1.開催日時:2024年4月13日(土曜日)14時~15時30分
2.開催方法:オンラインで開催(ZOOM)
3.講演タイトル:「日本の将来はインドしかない!」
4.講師:関西日印文化協会・副会長 日印関係コンサルタント 磯貝富夫様
5.講演内容:今やインドは世界1の人口を抱える大国となり、世界中の注目を集めている。まさに「インド
の世紀の幕開け」と言えよう。今の世界情勢を鑑みると、世界経済の8割を占めるG20の中で日本を含む
G7の経済が縮小していく一方、グローバルサウスの力が増大している。そしてインドはそのグローバル
サウスの盟主である。歴史を振り返れば、日本とインドはどの国よりも良好な関係を続けてきた。今後
を考えると、とりわけ経済安全保障の観点からインドとの良好な2国間関係の維持は日本にとってきわめ
て重要である。私は常々「日本の将来はインドしかない!」と主張してきた。私はこれまで40年間に世
界60ヶ国を訪問してきたが、その最後の11年間をインドで過ごした。その実体験に基づいて肌感覚でそ
う感じ、そう訴えている。本講演では、2050年という節目を見据えて、日本が今後インドとどのように
付き合っていくべきなのか、ビジネスと学術の両面から具体策を提言したい。
6.講師略歴:1956年兵庫県生まれ。現在は奈良県吉野郡に在住。1979年に京都外国語大学を卒業後、シ
ャープに入社。その後37年間、サウジアラビア、米国、メキシコ、ドバイ(中東アフリカ担当)、インド
の5ヵ国で勤務。2016年に退職後は拠点をインドのプネ市に置き、インドの大学で教鞭を執る傍ら、日
印の将来の発展に貢献する人材育成、日印の大学間連携、交換留学、ビジネスマッチング、文化交流な
どの活動を行ってきた。その一方、日本各地の大学や高校、企業・団体を訪問し、若者へ向けて啓蒙活
動を行っている。日印での講演や国際会議への登壇は延べ350回を超える。昨年は順天堂大学、関西大
学、公立小松大学で特別講義をおこなった。
7.参加方法:以下のURLから出席可否の登録をお願いします。ご登録締め切りは2024年4月11日17時
です。
https://forms.gle/od2d3u5Yt1xv8A5Z9
ご登録者には後ほどZOOM招待状を送付させていただきます。
※ご不明な点がございましたらご連絡ください。
また今後会合のお知らせを希望されない方は下記までご連絡ください。
三森八重子·大阪大学招聘教授 dt4y-mtmr@asahi-net.or.jp