学会発表に関する原則について

 当学会では、研究発表大会をスムーズに運営するために、口頭発表に関して以下に示すような原則に従って運営しています。口頭発表を申し込まれる前にご確認ください。なお、この原則は、大会委員会および大会実行委員会により運用されます。不明な点がございましたら、学会事務局へお問い合わせください。

1.研究発表の目的
 研究発表大会における研究発表は、経営システム問題に関する領域における学術的、実務的研究の発展および普及のために、会員の独創的な研究成果を公表し、その研究に対するコメント、質疑を通じて研究内容のより一層の充実、また参加会員への研究内容の普及を主たる目的とします。
2.研究発表の基本的要件
 研究発表は経営システム問題に関する理論的、方法論的に新規性を有する内容であり、公式の場で未発表であるものに限られます。また、研究発表はまとまった研究成果を公表するものであり、その研究目的と結論とが明示されていなければなりません。したがって、事象列挙的なもの、研究の予告、中間報告的な内容のものは、研究発表として不適当です。
3.セッションの種類と口頭発表の資格
 一般セッションでは、正会員だけが口頭発表できます。学生セッションは、学生であれば、正会員・学生会員ともに口頭発表できます。ただし、学生セッションの単独発表は、正会員の学生に限ります。また、いずれのセッションにおいても、連名発表の場合、口頭発表者をファースト・オーサーとしてください(「別表 研究発表大会の資格(セッション別)」参照)。
4.発表時間
 発表時間は、次の通りとします。
 ・一般セッション:25分の口頭発表で4分の質疑時間(30分コマ)
 ・学生セッション:15分の口頭発表で4分の質疑時間(20分コマ)
5.学生会員の口頭発表条件
 学生会員は、学生セッションで正会員との連名で口頭発表する事ができます。
6.連名者の資格
 研究発表の連名者は、全員会員でなくてはなりません。また、大会当日は、連名者も大会に参加することを原則とします。
7.発表件数の制約
 同一のファースト・オーサーによる研究発表は、3件目からは1件あたり5,000円を徴収します。
8.口頭発表者の参加費支払い
 口頭発表者は、発表原稿の提出時に参加費を支払うものとします。
9.参加費の返還について
 既納の参加費は、理由のいかんを問わず返還しませんのでご注意ください。
10.発表のキャンセルと欠席
 大会直前に発表キャンセルや無断欠席をされた場合には、次回以降の発表をお断りすることがありますので、十分ご注意ください。また、連名発表でファースト・オーサーが病気や事故等やむを得ない理由で口頭発表できない場合は、大会実行委員長もしくは司会者に相談し承諾が得られれば、連名者が代わりに口頭発表できるものとします。
2016年6月6日改正
別表 研究発表大会の資格(セッション別)

学生研究発表優秀賞について
 当学会では、学生セッションの研究発表を審査して優秀な発表には「学生研究発表優秀賞」を授与しています。学生であれば、正会員・学生会員を問わず、学生セッションの研究発表は審査の対象となります。ただし、下記の点にご留意下さい(もし、ご不明な点がありましたら、学会事務局にお問い合わせ下さい)。

 ・学生セッションの発表は、正会員(一般的には指導教員)との連名とし、ファースト・オーサー
  は学生とします。
 ・学生セッションでの単独発表は、正会員の学生に限ります。
 ・学生研究発表優秀賞の受賞対象者は、単独発表、連名発表のファースト・オーサーの学生のみ
  とします。
 ・学生セッションの発表原稿は、会員の種別を問わず2頁とします。